BSE検査が緩和される見通しになった。
生後20ヶ月以下の牛は、検査をはずれるという。
早く輸入を再開してほしい米国の圧力によるものであることは間違いないだろう。
この見直しは輸入牛に限らず日本牛にも適用されるが、日本の自治体の大多数は全頭検査を嫉視する模様だ。
なぜ、20ヶ月以下の牛は検査の対象からはずれるのだろうか?
某新聞によると、若い牛の感染は検査では判定できないらしい。
実際、アメリカでは30ヶ月以上、UEでは24ヶ月以上の牛が検査の対象となってる。
ということは、確かに無駄な検査なのかもしれない。
ただ、食品安全委員会の言う「検査対象から外してもリスクは増大しない」というのは、にわかに信じられない。
判らないことと、安全は別の次元だろう。
政府は、20ヶ月以下の牛について検査が無駄であると言うのなら、そのことをはっきり説明し、リスクも当然あることを説明しなければなのではないか。
安全であるというのならば、その根拠をはっきりさせるべきである。
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