今回の注目は、2メ-トルを超える巨漢対決、ホンマンvsサップ。
迫力のある試合だった。
○レイ・セフォーVSガオグライ・ゲーンノラシン
挑発をしながら試合をするセフォ-に対し、その挑発に乗らずに相変わらずのディ
フェンスを みせるガオグライ。2Rのわずかな隙をセフォ-が見逃さず2発のパン
チでダウンを奪うあた りは、さすがはベテランの試合巧者。ガオグライは結局せ
めてが見つからず、セフォ-の判 定勝ち。
○ルスラン・カラエフVSリカルド・ノードストランド
スピ-ドで押しまくるカラエフに対し、ロ-キックと金的で応戦するノ-ドストランド。
カラエフが押してはいるが、有効打が奪えずカラエフの判定勝利。
○グラウベ・フェイトーザVSセーム・シュルト
空手対決。極真vs正道会館。
最近のクラウベはK1に慣れたせいか良い試合をしていただけに、勝てると思って
い たが、シュルトのほうが、大きい体を生かしてクラウベを寄せ付けなかった。
シュルトの判定勝ち。
○レミー・ボンヤスキーVSアレクセイ・イグナショフ
3連覇を目指すレミ-と復活を期すイグナショフ。
お互い手数も少なくて、盛り上がりに欠ける試合だった。
延長までもつれ込み、決め手には欠けるもののスタミナに勝り手数の多いレミ-
の判定勝ち。
○ジェロム・レ・バンナVSゲーリー・グッドリッジ
今日のベストマッチ。
といってもバンナの一方的な試合だったが、バンナのすごさが全て出たような試
合だった。
まさしく、蹴って良し、殴って良し。
準々決勝以降も、攻めまくってもらいたい。
○ピーター・アーツVSマイティ・モー
ア-ツ復活を思わせるような試合。
まったくモ-に試合をさせなかった。
怪我をしても、気迫で蹴りまくるア-ツ。
4度目の優勝もあるかもしれない。
○武蔵VSフランソワ“ザ・ホワイトバッファロー”ボタ
ボタのパンチが、武蔵に見切られていた感じだ。
武蔵のロ-キックもボタによく当たり、武蔵の判定勝ち。
○ボブ・サップVSチェ・ホンマン
前半は壮絶な撃ち合い。さすがに巨漢同士の戦いは迫力満点だ。
でも途中で両者スタミナ切れで、にらみ合いが多く見ている方は消化不良気味。
最終ラウンドでホンマンがダウンを奪って、判定勝ち。
ホンマンに勝つのは大変そうだが、巨体の選手だけにスタミナが弱点かもしれな
い。
準々決勝以降もこの顔ぶれだったら、良い試合が期待できそうだ。
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